『ファンシー絵みやげ大百科』刊行記念 山下メロ×金原みわトークショーに行ってきたはなし

昨日、大阪・心斎橋のスタンダードブックストアで開催された『『ファンシー絵みやげ大百科』刊行記念 山下メロ×金原みわトークショー』に行ってきた。

メロさんとは、恐れ多くもイベントに登壇させていただいたり、保護活動を一度ご一緒させていただいたりと、お世話になっている。とにかく、メロさんのファンシー絵みやげに対する情熱はすごいの一言で、うおおおお!と燃えさかるというよりは、静かにフツフツと燃えるようにいつもその情熱を保っておられるように感じている。

メロさんのすごさは、情熱もそうだけど、その膨大すぎる知識量だと思う。私みたいにキャパが少なくて本を読むのも苦手な人間にとっては、考えもつかないほどの「引き出し」を持ってらっしゃって、ファンシー絵みやげひとつとっても、その中からたくさんの時代背景をわたしたちに提示してくださる。

今回のトークショーでは、そんなメロさんの凄さが、ぎゅぎゅぎゅっと凝縮された時間を堪能できるという、素晴らしいものだった。ファンシー絵みやげの定義から始まって、どういうものがそれにあたるのか、そしてそれがどうして生まれて、どう楽しまれたのか……スライドの写真を見つつ、メロさんの饒舌なトークが進む。一見、コレクションを拝見しているだけのように見えるかもしれないが、そのアカデミックな説明は、民俗学に類するように思う。

私が追いかけているものは1970〜1985年がメインで、メロさんの研究対象であるファンシー絵みやげは1980〜1990年代なので少し時代に差異はあるけれど、その頃のカルチャーに明るくない私にとっては、ファンシー絵みやげとその時代背景の話は勉強になることばかりだった。(実際、今までに自分の活動に役立つことも多々あった)

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メロさんは、2010年にフリマでファンシー絵みやげとの再会をし、研究するに至ったそうで、そういえばわたしはどうしてこれに興味をもったんだっけかな……と記憶を辿ってみた。

2013年、道の駅めぐりにハマっていたころ、岐阜の道の駅に行った時のことだった。

このキーホルダーをみたときに「なつかしい!」と思ったのだった。たしか、自分が小学生くらいのとき、こういうのが観光地で売られてたな、と思ったのだ。

しかも絵のテイストが似ていて、時期はわからないがなんとなく「時代」を感じるデザインで、とてつもなく惹かれる。

このあと、夏頃に四国の道の駅でも、この“テイスト”のキーホルダーに出会い、イラストを描いてるのはみんな同じなのかな?と思って検索してみるも、どう検索すればヒットするのかわからなかった。

「懐かしい おみやげ」
「懐かしい おみやげ キーホルダー」
「懐かしい おみやげ イラスト」

どれで検索しても、欲しい情報なんて手に入らず、まぁいっか……とブラウザを閉じてからしばらくして、Twitterでメロさんの存在とファンシー絵みやげという呼称を知ったのだった(確か鈴木旬さんのRTだった気がする)

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本当に楽しくって、あっという間の2時間だった。お二人がどんな旅をしているかも聞いてみたかったけど、それはまた次回があれば嬉しいな。素敵なサインもしていただいて、最高な夜だった。

話に夢中になりすぎて、写真はこのブレた1枚だけだった……
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