虫があまり好きじゃないというはなし

わたしは虫があんまり好きじゃない。嫌いとまでは言わないけど、好きではない。最近、いろんな苦手なもの・好きじゃないものの理由を考えることにしている。ただ「苦手」「いやだ」というだけではなく、なぜそうなのかを考えることで克服できる点があるかもしれない。それに、物事を深く考えるのは単純に楽しい。

トリッキーな動きをするものが苦手

虫に限ったことではないが、トリッキーな動きをするものが苦手だ。ジッと止まってるかと思えば、急にバチバチバチっと羽音を立てて飛んだりする。はたまた、物陰からスッとあらわれて、また物陰へ隠れていく。トリッキーな動きをするものたちは、わたしの心の平穏をかき乱す。穏やかに生きたいわたしを掻き乱す虫は、どうも許せないところがある。

つぶしてしまいそうで苦手

小学生の頃、学習園という菜園が学校の片隅にあった。そこには花や野菜が植えられていて、虫ももちろんたくさんいた。中でも、わたしはアオムシが好きだった。ぷにぷにしていて、鮮やかなグリーンで目にも楽しく、つぶつぶのウンコをするところも、すきな理由だった。キャベツの葉をしこたま詰め込んだ箱に集めては観察していた。しかし、集めるとき、たまに力加減を間違えて、潰しそうになる。一度、弱らせてしまってから、怖くて触れなくなってしまった。

時を経て大人になり、ヒョウモントカゲモドキを飼い始めた。ヒョウモントカゲモドキは、生きた虫を食べる。コオロギやミールワームを食べるのだが、コオロギを与える場合には足を毟ったほうが良いと教わった。コオロギの強靭な足でヒョウモントカゲモドキの内臓に傷がいく可能性があるからだ。アオムシの件で虫を掴むのが怖かったのだが、コオロギはそうでもなかった。多分、わたしが潰そうが潰そまいが、コオロギはヒョウモントカゲモドキに食べられてしまうからだ。生い先短く、どうなるかがわかっている場合には恐怖心は芽生えなかった。

痛いから苦手

わたしは、旅に出るときはお肉ちゃんと車で出かけることがほとんど。故にドア・トゥ・ドアな外出がその多くを占める。バイトに出かけても、外にいる時間はたかが知れている。それにも関わらず、なぜかひと夏に二回以上はセミに当て逃げされる。当たられる方向は様々で、真上から来ることもあれば真正面の時もある。横やうしろから不意打ちされることもある。これが非常に痛い。場所によっては思わず涙が出てしまうくらいだ。トリッキーな動きに通ずるものではあるが「虫に当たられると痛い」というのは声を大にして言いたい。あと、クワガタも痛い。

くさいから苦手

これは田舎あるあるだと思うが、秋から冬にかけて、山手に住んでいるとカメムシに泣かされる。車にはいりこんだり、洗濯物や靴に忍び込んだり。はたまた玄関ドアのカギ穴にひっそりとかくれたり、雨戸にくっついていたり。うっかり潰してしまおうものなら、気持ち悪いだけでなく、不快なニオイがあたりを漂う。うまくはらっても、カメムシは無慈悲にもニオイを撒き散らす。細心の注意を払っても、それでも人間にたてつくカメムシはどうしても好きになれない。

いろいろ考えてみた結果、静かに動いて臭くなく、簡単に潰れたりせず、ぶつかってこない虫がいたら、好きになれそうだ。そうしたらそいつを足がかりに好きな虫を増やしたいが……そんな虫、いるだろうか。

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