最近は週2くらいでシカクに出勤し、通販を発送したり、店内を片付けたり模様替えの準備、バーチャルシカクの準備をする。ありがたいことに多数注文をいただいていて、定休日をまたぐととんでもないことになる。数時間ひたすら立ちっぱなしで包む日もある。
日中はお店で作業、帰ってきて自宅で入庫、今月は作家さんの一斉売上報告なんかもあってメールの対応は深夜までかかっていることもある。すぐに溜まってしまうので、作家さんにご迷惑をかけてしまって申し訳ない。
このあいだは倉庫の整理のために出勤。倉庫内のカビで鼻と喉がやられて数十分で体調が悪くなる。しばらくは換気をしっかりしないとなぁと思う。
15日、久々にレズっ娘のシフトに入る。5月のシフトは自粛してたけど、休んでいる間にも御坊さんはいろんな企画を考え、その一つをわたしにふってくれた。今週末から徐々に仕事にも復帰する形だ。しばらくはリモートでOKとのことなので、在宅での作業になる。
休んでいる期間に始まった企画などの段取りや作業に関しては全くわからず、休みの期間を回収するのは簡単ではないなぁと気持ちが沈む。
夜、花房さんの連載を読む。
https://www.gentosha.jp/article/15483/
これを読んで、なんかもうたまらなくなった。わたしもそうだった気がする。今、ストリップやアイドルを観て身震いすることも、レズ風俗の鑑賞コースで救済されたような心地になったのも、全部昔の自分を認めてあげることだったのかもしれない。
髪にアイロンをあてるのも、出かけるときにちゃんと眉毛かくのも、ストリップに行くようになってからだ。それまでは、醜い自分が嫌で、見た目をジャッジされるその土俵に立たないよう立たないよう気を払ってた。何もせず、女としてみなされなければ、土俵には立てない。土俵に立たなければ、傷つくことは最小限で済むと思っていたから。
大人になって、だんだんその土俵と対面することも少なくなったけど、卑屈なのには変わりない。こういう活動をしていることや、働く場所由来で、見た目のことをとやかく言われることもままある。いまだに化粧品買う時は、同じもの買う若い子たちに申し訳ない気がするし、下着を買いに行けばお店の人に申し訳ない気持ちになって、ろくに買い物も楽しめない。
でも、このエッセイを読んで、またひとつ救われた気がする。過去のことなどどうにもできないけど、過去の自分を救ってあげられるのは自分だけだ。こうしていろんなきっかけをいただいて、またひとつできることが増えるんだろう。買い物が楽しいと思える時も、そのうち来そうな気がする。